お金は回るか
職人さん数名に話を伺う機会があった。
ほんとに景気の悪さにはまいっている様子。
エコカーやらエコポイントやらで
お金が動いているところはあるのだけれど
肝心かなめの、働く人たちまでなかなか回ってこないのが現状
エコポイントで家電量販店にお客が集中しているので、
取り付け工事やらで、量販店が職人さんを囲っている。
それも、たいそう安い値段で出すので悪循環。
せっかく動くお金が、すぐ止まってしまう。
量販店や自動車ディーラーに流れたお金も
なかなか賃金に反映しない。
これだけ景気が悪化していると、
再びきちんと回るようにするには、頭を使わないとダメでしょう。
お金が回りやすいところから順番に
つまり、生活で使わざるを得ないところにお金が流れるように
これを、ある程度意識的にできるのは、行政の分野。
同じ工事を発注するなら
中間マージンで吸い上げられにくいところ
大都市の本社に上前をはねられにくいところ
地域の小さい業者に、なるべく直接、少しでも多くの仕事を出すこと。
今の状況なら、そういったところに流れたお金は
生活のために消費されやすい。
次は、そういった人が、地元の同じような状況の
地域の商店や飲食店などで消費するような誘導もほしい。
地域の商店や飲食店は、地元で獲れた農産物をできるかぎりたくさん使う。
そうやって、少しずつ、地域のなかでお金が循環するように
これから、日本経済が将来まで維持できる展望は
そこにしかないと思う。
いま政府や財界が求めるTPPとは全く方向の違うもの。
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