今日は、私たち夫婦の結婚記念日だった。
妻に日頃の感謝のことばを掛ける余裕も無かった。
自分の力のなさ、不甲斐なさが腹立たしい。
未曾有の大惨事を前に、何をなすべきか、悩みながら数日が過ぎてしまった。
地域をまわって様子を伺ったり、市や消防局をまわってみたりする数日だった。
幸い、私たちの住む川越市は、目立つ被害は無かった。
しかし、地域をたずねてみると、瓦が落ちたり家のなかで怪我をしたり、シャトルバスや公共交通機関が止まって不便になる災害弱者がたくさんいる。
行政への不満の声も、あちこちで聞こえる。
情報も圧倒的に少ない。
市内でも、たくさん困っていることがあるだろう。被災地への支援もこれからはじまってくると思う。
だからこそ、その前に、足元の自分のまちの人の暮らしをきちんと支えることが必要と感じた。
瓦の対応なんかは、住宅リフォーム助成が役に立つし、高齢者など災害弱者の把握もまさにいま必要。
こんなときこそ、住民に身近な自治体の出番。
地域の人たちの力も借りて、支え合ってがんばるときだ。
市のいくつかの情報
16日から、学校は給食が提供できず、お弁当を持ってくるよう、連絡がきた。
計画停電のため、停電時間中や、その後の時間は市役所の業務が極めて限られる。川越市役所はグループ4の地域に指定されている。
川越市は、グループ1、2、4の地域があり停電の箇所は複雑。変電所の単位で分かれているので、一度停電がおきてみないと自分の家がどのグループか分からない所も多い。問い合わせても、判断は難しいので、落ち着てまっているのが吉。
川越地区消防局から、被災地に緊急消防援助隊18名が派遣され、陸前高田などで活動している。
派遣から72時間経つので、交替の隊員20名が派遣されている。
名細分署に配備されている災害対応の支援車も出動し、現地で活躍している。
その他、情報が入ったら、また提供します。